2012年7月5日木曜日

記者会見(2012年7月4日)のご報告-藤田隆司さんジュネーブへ 国連「強制的失踪作業部会」で証言

昨日、川口市役所本庁舎内で開かれた「拉致問題を考える川口の会」(代表:前原博孝)主催の記者会見のビデオを公開しました。(YouTube版とUstream版があります)

YouTube版


Ustream版



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 特定失踪者・藤田進さん(※1)の弟・隆司さん(※2)が、国連人権委員会「強制的失踪作業部会」(7月9日から13日までジュネーブで開催)に出席して人権委員に説明をすることになりました。本件に関し、マスコミ各社の報道を通じて広く知っていただくために、急遽、記者会見を開くことになりました。


※1: 昭和51年2月7日、埼玉県川口市の自宅を出たまま行方不明となる。平成16(2004)年、北朝鮮から脱出した人の所持品の中に、北朝鮮で撮影された一人の男性の写真が含まれていた。高校時代の写真との比較・分析を専門家に依頼したところ同一人物であるとの鑑定結果が出た。しかし、8年が経過した現在も、日本政府による拉致認定を受けていない。


※2: 「特定失踪者等の拉致認定を求める会」代表、「拉致問題を考える川口の会」幹事
 
 藤田隆司さんは会見で、作業部会では、兄・藤田進の件について写真、ペーパーなど出来るだけ多くの資料を使って説明することはもちろんのこと、470名といわれる日本人の特定失踪者についても説明したい。そのことによって、日本人拉致被害者の問題を真に理解してもらえると思う、と話されました。


 本日の会見には、藤田隆司さんのほか、拉致被害者・田口八重子さんのご家族と、特定失踪者・佐々木悦子さん、新木章さんのご家族も出席され、一日も早い帰国のため政府をはじめ国民の皆様の協力を訴えられました。
 
 記者会見の開催にあたって、川口市の全面バックアップをいただきました。市長をはじめ、川口市職員の皆様に、会見場の提供、設営などご協力を賜りました。この場をお借りして、御礼申し上げます。
 
 

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